デジタルヒューマン協議会は、2023年10月19日に『デジタルヒューマン白書2023』を公開しました。
当協議会は、デジタルヒューマンを活用したサービスやソリューションが社会に実装されることで、人々の日常生活がより便利で豊かになると考えています。しかし、その実現には、社会全体における認知度の向上と、各所からの理解や協力を得ることが必要と考えています。これらを踏まえ、今般、デジタルヒューマンの活用がもたらす社会的意義に加え、その利活用方法や取り組み、社会実装の方向性などが社会に共有され、理解が得られるきっかけとなることを目指して白書をまとめました。
白書では、協議会を通じた検討の結果として9つのユースケースを例示しています。
A.”おもてなしの最適化”
B.”自分の分身”
C.”息の合う相方”
D.”反復練習台”
E.”秘密の話し相手”
F.”口の堅い相談役”
G.”常駐監視員”
H.”デジタルアイドル”
I.”デジタルコミュニティ”
『デジタルヒューマン白書2023』は、こちらからご覧いただけます。
・今後の協議会活動について
デジタルヒューマンの社会実装の加速には、個社の枠を超えて業界全体で最新情報や知見、課題を共有することが必要です。 これまで協議会では、デジタルヒューマンの開発・提供側と利活用側の様々な企業が業界の垣根を越えて集まり、社会実装について検討をおこないましたが、これから社会実装を推進するためには、協議会のビジョンに共鳴する多くの仲間が必要であると考え、パートナーを広く募集し、デジタルヒューマン協議会に新たなメンバーを加え、デジタルヒューマン白書2023を通じて示した9つのユースケースをいち早く社会実装するための検討を行う方針です。
興味・関心がある方がいましたらお気軽にお問い合わせください。
・協議会への参加資格
デジタルヒューマンに関心のある事業者であることが参加の条件です。デジタルヒューマンを活用したサービスの提供および利用企業のどちらにも広く参加を呼び掛けます。これまでの協議会は、民間企業が中心となって検討を行ってまいりましたが、今後はアカデミアや政府の参加も歓迎します。※参加には、理事による推薦がある場合を除き、理事の審査で承認されることを条件とします。

デジタルヒューマン協議会