2025年度 第4回デジタルヒューマン協議会を開催しました。今回はデジタルヒューマン株式会社/荒尾・柳島より「新プラットフォームとキャラクター制作について」講演いたしました。

高速レスポンスを実現するデジタルヒューマンプラットフォーム

デジタルヒューマン株式会社では、国内事業開始から6年目を迎え、エンタープライズAIの”顔”として事業を展開しています。CG系デジタルヒューマンならではの高速パフォーマンスが強みであり、生成AIからの発話指示後、音声合成を経て発話するまでの時間が平均約0.3秒と大幅に改善されています。
生成AIからの指示に基づき感情表現(喜び・怒り・驚きなど)を顔の動きに反映できる機能や、Webサイトへの組み込み、多言語対応、自然な対話機能を実現。ユースケースはサポート業務に加え、受付・コンシェルジュ・デジタルサイネージ・商品説明・営業ロープレなど多岐にわたります。

<事務局コメント>
平均約0.3秒という高速レスポンスは、自然な対話体験の実現において重要な要素です。労働人口不足を背景としたデジタルワークフォースのコンセプトは、今後のデジタルヒューマン活用の方向性を示すものと考えます。

キャラクター制作の新たなアプローチ

従来の「ソフィー」「ユリア」というキャラクターが多くの導入事例で使用されていますが、現在は新たなキャラクター制作に注力しています。クリエイターによるオリジナル制作、3Dスキャナーを活用した高精度なキャラクター作成、お客様が「MetaHuman」などで作成したキャラクターのプラットフォームへの組み込みなど、多様なアプローチを展開しています。

<事務局コメント>
キャラクター重複解消に向けた積極的な取り組みと、デジタルツインからオリジナルキャラクターまで幅広く対応できる制作体制は、企業のブランドアイデンティティ強化において重要な価値を提供するものと期待しています。

Web3時代を見据えた将来展望

今後5年間の大きなキーワードとして、Web3における没入型体験(イマーシブ)の実現が挙げられました。デジタルヒューマンのアプローチは、Webサイトでの一対一の対話から、メタバースの世界観との融合へと移行していくと展望されました。

<事務局コメント>
メタバース環境では人が常駐できないため、デジタルヒューマンがAIの顔として活躍し、リアルタイムな商品・保険の説明などをキャラクターが行う世界が想定されています。この実現には3DCGアプローチが必須であり、同社の技術は今後ますます重要になると考えられます。

引き続き、デジタルヒューマン協議会ではデジタルヒューマンの社会実装を推進するために、活動に取り組んでいきます。

取り組みに賛同していただける会員様も募集しておりますのでご興味ありましたらこちらをご覧ください。