お知らせ

2026年度 第3回デジタルヒューマン協議会を開催(2026/6/18)

2026年度 第3回デジタルヒューマン協議会を開催しました。今回は事務局より、協議会ホームページ刷新の報告や「デジタルサイネージジャパン」講演の振り返りに加え、認証事業の検討にあたり世界のデジタルヒューマン動向についても議論を行いました。

「デジタルサイネージジャパン」講演報告

協議会として40分の講演を実施しました。満席ではなかったものの、デジタルヒューマンに関心を持つ参加者が集まり、反応は良好でした。生成AIの進化(マルチモーダル化・AIエージェント化)とアバター技術の進化が融合した存在としての「デジタルヒューマン」を紹介し、健康相談・孤独対策・教育研修・接客サポートといった活用領域や、市場成長性・人手不足対応への期待について説明しました。質疑応答では「デジタルヒューマンは生成AIの誤情報を信じやすくしてしまうのではないか」という懸念が寄せられ、協議会としては、人はもともと誤情報を信じる性質を持つ一方、デジタルヒューマンは表情や声のトーンを通じて「自信のなさ」も伝えられる可能性があると回答しました。

世界のデジタルヒューマン動向と認証基準の視点

海外では大型の資金調達を行うデジタルヒューマン企業が現れるなど、市場の拡大が続いています。国内でも、AIエージェント型のデジタルヒューマンや多言語対応の案内AIサービスなど、多言語案内・観光案内といった用途での活用が増加していることが共有されました。一方で、24時間対応やFAQ対応、データ蓄積といった機能だけであればチャットボットでも実現可能であり、それだけでは認証事業として評価する価値は弱いという指摘がありました。表情・声のトーン・身体性・共感・安心感・非言語コミュニケーションといった、デジタルヒューマンならではの価値を活かしたユースケースを重視すべきという方向性が確認されました。

<事務局コメント>
認証制度の評価軸として、技術の優劣ではなく「どのような価値を提供しているか」「人間らしさを活かしているか」という観点が重要であるとの認識であらためて一致しました。今後は有力な活用事例について、事業者へのヒアリングを通じて導入の背景や効果を調査し、優良事例の基準づくりに反映していきます。

引き続き、デジタルヒューマン協議会ではデジタルヒューマンの社会実装を推進するために、活動に取り組んでいきます。

取り組みに賛同していただける会員様も募集しておりますのでご興味ありましたらこちらをご覧ください。

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